エコライフめぐろ推進協会のホームページもあります。
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2013年3月17日日曜日

古着のゆくえを勉強してきました

エコプラザでは、区民の皆さまのご家庭からでた古着の
拠点回収をおこなっています。

回収された古着がどのように分けられ
使われているのかを勉強するために、
蕨市までに見学に行ってきました。

エコプラザの古着を回収をしている業者ではないのですが、
ご協力いただいたのは㈲石川正利商店です。



回収された古着が資源として市場に出るまでの過程を
さあ、皆さんも一緒に、お勉強しましょう!

  
集まった古着をご覧ください。
ここには少ない時でも1カ月に10トン、多い時には何と200トン(!)の
古着が集まります。
しかし、季節により量にばらつきがあるため、一旦倉庫にストックし、
順次、作業場に運んできます。

集まった古着
  袋を開けて利用できないもの(禁忌品)を除き、素材別に手作業で
仕分け、それを用途ごとに固めて出荷していくのが作業場の主な仕事です。
ベルトコンベアーに載って次々に運ばれる古着を
手触りと見た目で瞬時に素材を見分け、分類します。
 
あっと言う間に仕分けされて、用途別に箱に入れられます。
まさに熟練の技です。
 

白いメリヤスは工場のウエス(雑巾)に使います。

まだ服として着られるものは、
体系が日本人に似ている東南アジアに輸出されます。

化繊は反毛(はんもう)してカーペットの裏地や
軍手の材料などに使われます。
*衣類を包んでいるのは蒲団布などの大きな布。

可愛いけれど、ぬいぐるみは禁忌品!!
皆さんが古着と一緒に回収に出すと、このあと廃棄されます。

石川商店に集まった古着の1%は
日本でもまだ商品になるので、直接販売しています。

今度こそ、しっかり着てもらってね!
本当は購入した人の手で最後まで使い切れればいいのですが
なかなかそこまで出来ませんね。

最近は海外の工場にも日本からの古着が流出していますが、
全て使われているのかは、解からないそうです。
捨てられず、活用されていることを祈ります。

お買い物をするときに、「この服が最後はどうなるのか」
消費者も考えて買い物していきましょう。