「江戸のエコ暮らしから学ぶ、人生の楽しみ方」の第一回
『少ないモノでも人生を楽しむ生活術』を開催しました。
講師に、江戸文化研究家の菅野 俊輔氏を招き
お話を伺いました。
菅野 俊輔氏(江戸文化研究家) |
式亭三馬の『浮世床』などの資料をもとに
江戸庶民の一日の暮らしの様子など、
ユーモアあふれる講師の解説に聞き入りました。
私たちが良く時代劇で見る長屋は、平屋造りですが
江戸時代後期の長屋は、家族が多くなり
実はほとんど2階建になっていたそうです。
長屋の台所は狭く、まな板と包丁が置いてある家はなく
町人は、器をもって惣菜の行商人から
必要な人数分だけ買っていたそうです。
これなら無駄な空き容器も出ませんし、
生ごみも出ませんね。
みなさん熱心にメモをとっていました。 |
地図の左下に大きく黄色で示されているのは 目黒不動です。当時、江戸庶民の行楽地として栄えていたようです。 |
次回はめぐろ歴史資料館で
『目黒の歴史と、人々の生活の知恵と工夫を学ぼう』
(講師 学芸員横山 昭一氏)を実施いたします。
(申込み終了)
お楽しみに。